土地活用ビフォーアフター

兄弟で共同相続した農地の売買

兄弟で共同相続した農地の売買事例です。

当時、畑で敷地約500坪。農地を継ぐ方も他には居なく、管理する事や固定資産税の支払いも負担になります。当初は、売買仲介で買主様を探しましたが、価格や条件面で折合いがつきません。接道する道路が狭い事やその接道幅も短い事、立地や地形などが原因でなかなか買い手が見つかりませんでした。

最終的には、弊社で買取させて頂く事になりました。敷地が広く、変形地のため区画割には苦労しましたが、測量士さんのアドバイスもあり4区画での分譲計画が可能となりました。南面に4区画分の延長敷地を共同利用する事で、約10m幅の道路が出来る事になり、日当たりを確保することができ、ゆったりとした空間が取れます。また、その道路とする敷地には「通行地役権」と呼ばれる物権を各区画に各々設定登記する事で、通行の権利を当事者以外の第三者に対抗できるようになります。

完成宅地として工事完了(造成、境界ブロック積み、各上下水道配管施行済み)し、販売いたしました。建物完成時期に合わせ、道路部分のアスファルト舗装工事をし、更に使い勝手の良い分譲地が完成いたしました。

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